こんきちです。
今日、父親に不動産の経営者向けっぽいセミナーに連れていかれました。なんか、今を生き抜く!!不動産の経営戦略!!って感じのタイトルな…
タイトルも経営感が露骨過ぎて、結構行きたくなかったけど、すごいうるさいから(父が)行ってきました。
でも、思ったよりそうなんだ〜ってこともあって色々知れたこともありました。
せっかく行ったのでブログの記事してしまおうと思います!!!
知った事①アメリカでは家は投資らしい
今日のセミナー不動産系の話だったのだけれど、アメリカでは家を買うということは投資なんだよって話がありました!
日本では結婚とかして家を建てますよね。それで、家に住む。日本では家はリフォームとか色々していたとしても使い始めれば家の価値は下がっていきます。そして、耐用年数を過ぎれば価値は0になってしまいます。売ることはできたとしても、到底遺影を引っ越すことができるようなお金に変えることは難しいです。
でもアメリカでは、家を買って使っても、リフォーム等で手直しをしたりして丁寧に使えば家の価値は日本のようには下がらず逆に増加することだってあるのだそう。
その価値ある家をお金にして、アメリカでは生涯のうちに何回も引っ越したり、新しい家に住んだりできるのだそうです。
日本では、家は買ったら1度きり。価値も下がるし、引越しなんてできるお金も手には入りませんもんね。
日本では世界でも珍しい新戸住宅が多いらしいのですがアメリカでは中古住宅が主らしいです。
アメリカでは家は投資であり、価値が上がるもの。家の価値をお金に変えて、新しい家に住んだりすることが主流だから、中古住宅も普通に残っていて買われたり売られたりしているかも知れませんね。

日本もアメリカのようになる?!
そして今日の話では、日本の不動産市場も今後アメリカのように住宅の価値判断を変えていく流れがあるのだとか。
というか不動産業というものは、アメリカが超先進国で、日本は基本的にそれを真似しているらしいです。
それで、家の価値基準の判断方法も今までは「家の価値は耐用年数に応じて下がるだけだった日本」の基準を改めて、「手入れしたりした家は価値を高めたりして家の価値を損なわないようなアメリカ」の基準に近ずけていこうねっていう話のようです。
何でも、手直しやリフォームをしたらその履歴をちゃんと残しておいて、そういう修理も含めて家の価値を判断するんだとか!
ここ最近「空き家問題」が日本でも深刻化してきていますよね。
そもそも、この空き家問題も、増税だったり相続税の絡みで節税対策としてたくさんの人が同じ時期に集中して家を建てまくったらしいです。でも日本の人口は減る一方ですよね。建て始めた時は良かったのかもしれませんね。新築でピカピカだし!でも、住む人間よりもたくさんの家が建ってしまい、次第に問題が露呈してきて・・・空き家が増えてしまったよという感じらしいです。
家を建てまくって家は余っているし、昔からあった家たちは老朽化が進んでいます。
国もこの事態をかんがみて、空き家対策とか、中古の家の活用について応援しているらしい。
(セミナーの話が難しくてよく理解できなかったのですが、そういった内容がアベノミクスの政策の中にも盛り込まれているとのこと)
もう、新しくバンバン家を建てる時代ではなくて、中古住宅をいかに活用していくかっていう時代になってきている。だからこそ、アメリカのように中古住宅の市場をもっと広げていこうという日本の方針みたいです。

不動産業界でもこれからいろんなことをしないといけないよって話し
そしてこれからの不動産業会についてのお話がありました。
色んなことを話していましたが、要は不動産屋はこれから、アパートや土地を紹介するだけではダメ。相続の関係、リフォームの関係、お客様それぞれにあったご提案をしていく必要があるし、生涯のパートナーとなるべく信頼を築かなければいけないよと言う話でした。
特に相続税については、ほぼ中身が不動産や土地建物関係なので、そういった相談にも乗れるように(コンサルができるように)体制を整えていく必要がありますねと言うことでした。
大手の会社は信頼もあるし、いろんな情報もある。けれど、地元にお金を還元してくれるわけではないので、国としてもそれぞれの地元の不動産会社に取り組みを頑張って欲しいと思っていると言う話もありました。(国的には相続税の関係とか空き家の関係を頑張って欲しいと思っているような感じでした)
地元のお店ならではの力でお客様の信頼を勝ち取り、地元の不動産会社が、中古住宅市場拡大への準備やお客様の相続に関する相談に乗れるよう準備を進める必要がありますと言うことですね。
でも話を聞いていて、結局、言いたいことは一つでした。
お客様のことをより考え、お客様に感謝される仕事をしなさいと言うことです。
仕事は人のために働くと言うこと。
その人というのも、10人いれば10人の人生があります。
その一人一人のお客様にあった、オーダーメイドのおもてなしをしてあげること、より良い他者貢献を仕事を通じてしていくことが大切ですよということでした。
まとめ
- 今後、日本の住宅価値判断方法がリフォームや手直しも含めての判断基準に変わるよ。(アメリカのような感じになるよ)
- 空き家や中古住宅市場が今後も拡大していくと思われるよ
- 不動産会社は不動産紹介だけでなく、様々なお客様にあったコンサルを提供する必要があるよ(相続、節税、リフォームなど)
- 一人一人のお客様にあったおもてなし、オーダーメイドサービスが大切だよ
ということで、今日は以上です。
外に出て、話を聞いてみることもいろんな発見があって悪くありませんね・・・!
空き家対策や中古住宅についてもアベノミクスに盛り込まれているような話を聞いて・・・国の政策って、私たちの未来に関わることだからその辺りもちゃんとチェックしたほうがいいんだなぁという当たり前のことを感じてしまいました。(恥ずかしい)
お読みいただきまして、ありがとうございました〜!!