こんきちです。
あなたはどんなブログ記事を読んでより共感したり、感動したりますか。
役立つ記事、自分の悩みを解決してくれた記事など色々ありますが・・・人が最も心動かされる記事は「他者の心見えた時」「自己開示されている記事」を読んだ時です。
なので、是非色々な人にブログで自己開示して欲しいな〜と私は思うのですが
- 人の自己開示なんて本当に読みたいと思うの?
- 私なんかが自己開示してなんかおこがましくない?
と思ってしまう人もいるかもしれません。
今回は自己開示やありのままをリアルに感じ取れるめちゃめちゃ素敵な動画(グレイテスト・ショーマンのメイキング!)も見つけたので、その動画も見つつ「自己開示の大切さやありのままをブログ記事で出して良いんだよ」という事についてお伝えしていきます。
ありのままが受け入れられる瞬間のリアル
まずはこちらの動画・・・映画グレイテスト・ショーマンのメイキングと言いますか「ビハインドストーリー」です。
こちらの映像はまだ映画製作が決定していない段階で、レティ役のキアラ・セトルが初めて生歌を披露したワークショップ・セッションの様子を撮影したものです。
キアラは歌う事が怖くて、怖くて歌のプレゼン本番もマイクから離れた所で歌う事しか出来ずにいました。序盤は声も震えていて、でもなんとか踏ん張って歌っているそんな状態です。
けれど、誰よりも怖がりながらも、弱い自分でも、勇気を出そうと1歩踏み出そうと頑張っているキアラだからこそ、周りの人たちも心動かされて歌で応援する。それに呼応するようにキアラも歌う。
(ヒューが途中でキアラを励ますつもりで手を握っていたのに逆に圧倒されて思わず声を漏らしちゃった所とかも…感動です…)
そして終盤には、しっかり地面を踏みしめて、勇敢に「自分らしくてもいいの」「これが私よ」と歌いきったキアラが肩をクイっとあげてチャーミングでおどけた表情を浮かべていました。
勇敢に歌う姿もキアラで、本当は怖くて怖くて声を震わせて怯えているのもキアラ。 それも含めて、「this is me.(これが私)」それがあの映像には体現されていました。
誰だって自分をごまかして、格好つけて生きている。 自分をさらけ出すのは、とても勇気いる事。けれど、キアラは怖くても自分をさらけ出した。
恐怖に打ち克ち、自分自身を受け容れた&受け容れられた瞬間に、あの空気に、あの一体感に感動を感じずにはいれません。
あの瞬間には
- ありのままの美しさ
- 脆い部分があるこそ感じられる美しさと勇気
- 勇気を出して人が変わる瞬間
- ありのままをさらけ出し恐怖を克服した瞬間
が体現されていました。
弱さ、脆さを抱えながらも立ち向う姿に人は心動かされる
人はどん底から這い上がるまでのストーリーやその姿に勇気をもらい、感動します。映画や物語の流れって実はよくみてみるとそういう流れのもばかりですよね。
- 弱小のチームが大会で優勝する話
- 絶体絶命でも諦めずミッションを達成し世界を救う
- 最初はみんなに夢をバカにされていたけれど成功を成し遂げた人の話
・・・展開が何となく分かっていてもどうしてもこのストーリーの流れや人の心、人が変われた瞬間に感動してしまう、共感してしまうんですよね。
人は良い面やポジティブな面はみせてくるけれど、実は抱える闇、弱さ、脆さ、ネガティブな部分って普段みせようとしません。だからこそ、人の弱さは物語に深みを与えて、人間臭さや親近感が滲み出ます。
「こんなにすごい主人公でも自分と同じ弱い人間なんだ」「脆さを抱えていた少女が勇気を出して変わろうとしている」・・・そんな部分に私たち観客は、深く共感して涙したり、感動したりするんですよね。
あなただけの弱さ人間臭さは唯一無二の輝きになる
これ、実はブログでも言える事で、特に個人ブログであれば尚更です。
前向きポジティブな記事にも勿論励まされたり、元気貰う事もあります。でも、いつも前向きでポジティブな記事を書いているブログと、時々自身の弱さや脆さ、悩みを見せているブログとどっちの方が親近感が湧くでしょうか。
私はやっぱり弱さを見せている後者のブログだって思うんですよね。
キアラも、完璧に歌っているだけだったら「歌上手いなー」位で何の印象も無かったと思います。けれど、あの序盤の恐怖で震えていたシーンがあったからこそ、最後の堂々とした姿にすごく感動したし、すごく色々な意味で彼女の事が好きになったって私は思います。
ブログって顔も、声も、どんな人かも全く分からない、基本文章だけの世界です。だからこそ逆に、「人の心」「想い」がシンプルに相手に伝わりすいものでもあると私は思います。
抱える闇、怖さ、弱さ、脆さ、格好悪さの書かれた文章は、書き手の「人間らしさ」「人間臭さ」「根っこの部分」が強く現れるので、読者さんは親近感と共感を感じてくれるんです。
取り繕ったり、良く見せたり、格好つけたりっていうのは誰でも出来るしやり易いです。人に話すのも良い事やポジティブな事、自慢出来る事だと話し易いなって思います。けれど、そういう事だけでは、本当の書き手の価値観は見えてこないし、ブログに深みを出す事は中々出来ません。
むしろ、人に言いずい事、悩んだり辛かったりした経験、弱さ、脆さ、闇、格好悪いかもと自分が思っていた事を伝えるからこそ
- 「この人でもこんな事あるんだ」
- 「同じ弱い人間だったんだな」
- 「私と同じだ・・・」
と親近感を持ってもらえたり、深く共感してもらえたりするんですね。
太陽と月、光と影、陰と陽があるからこそ、物事には深みと味わいが出てくる様に・・・人も「普段見せない部分が見えた時」深い想いを感じるのかなって思います。
自分の弱さを見せる事って、抵抗があるしホイホイ出来る事じゃ無いと思います。けれど、キアラの動画を観て「脆い部分をさらけ出す事の美しさ、格好良さ、人としての深み」を感じました。
きっとブログでも、自己開示をする事で読者さんに勇気や深い共感を与えられるんだなぁと確信してしまいました。
自分の弱さ、辛い経験、悩んだ事、恥ずかしい事、ダメな部分・・・そんなコンプレックスこそが実は最大の強みで、唯一無二の自分にしかない魅力であり、輝きなんだって思います。
最後に一言
という事で今回は、グレイテスト・ショーマンの動画から気付かされた「自己開示する事の大切さと美しさ、ありのままを出していいんだよ」という事についてでした。
なかなか、心のブロックもあるのですぐに自分の弱さをさらけ出す事は難しいって思います。無理しなくて全然良いです。でも、ちょっとずつ、書ける範囲でそういった自分の内面や弱さを見せる記事を書いていけると良いなって思います。
それが結果的に、読者さんの深い共感につながり、ファンを作る事にも繋がります。
弱さは最大の武器です。
最後までお読み頂きましてありがとうございました〜!!