こんきちです。
私は怒られるのが怖くて、逆らうのも疲れて、ずっと父親の言うなりに生きてきました。
でもやっとそこから、抜け出して自分らしく自分のしたいように生きて良いんだなって思えるようになった私です。
でもこうなるまで色々、親とも言い争ったり、悩んだりました。
そんな体験から思った・・・親から精神的に自立するには何が必要なのかなって事を今回は書いてみました。
Contents
親と自分の心の歩み寄りが大事。2つの距離感ポイント
物理的に距離を置こう。一人暮らしを始める!
私は社会人になるまでほぼずっと実家暮らしでした。けれど、社会人になってからは1人暮らしをスタート。
1人暮らしは強制的に親と物理的な距離が出来ます。お互い相手が見えない分気にしなくなるし、親が干渉してくる事も絶対的に減ります。
そうすると自然と、自分1人でこれからの事、悩み、仕事の事を考えるようになります。離れて初めて、親のありがたみを感じるように、少し冷静な視点で親への感謝と気持ちを見る事が出来ます。
私は一緒の家にいても全然父親との気持ち(心)は近くなかったです。
逆に離れている方が、久しぶりに会った時や会話をする時に、お互いを元気かなって思えるし・・・少し良い意味で気遣え合えたなって思います。色んな話を普段会わないからこそ、落ち着いて出来た様に感じましたし、お互いがお互いを1人の存在として見つめる事が出来てるように私は感じました。
近くに住んでるからって気持ちまで近くなれる訳じゃないし、逆にその所為で親は子供に構ってしまって自立を阻んでしまったりする・・・大人同士としてのお互いにとっての丁度良い距離感でいられなかったりするのかもと思います。
両親と対話。思いをぶつけ合う!
正直にいうと一番大事な事はお互いの気持ちをお互いに伝え合う事です。
私は父親と不仲な方だったので、元々話し辛かったし、だからほとんど会話もありませんでした。
父親は「こんきちは何を考えるか分からん!あいつは何考えてるんだ!」っていつもどこかで私に思っていて、それで私にイライラしてるのは感じていました。
一方で私も「どうせあいつに何言ったってもしょうがないし、話してもどうせ喧嘩になるだけ・・・」って思っていました。それに喧嘩になって怒られるのも怖いしだったらもう良いやって思っていました。
でも、自分のやりたい事のために東京に行く事を決めた時に・・・けじめとして自分の気持ちを伝えました。(私は話すの怖すぎて手紙でやったどね!!)
父親も人間で、私の気持ちなんて伝えなければ分かってあげる事も、知る事も出来ません。手紙でもなんでも良いと思うんです。結果否定されても良いんです。
お互い歩み寄って「こうしたいと思っているんだよ」「こうしようと思うよ」って話を出来るだけで良いんです。
私の場合はもっと父親と喧嘩になると思っていたけど、予想に反してちゃんと話が出来て色々な意思確認や理解の相違、お互いの勘違いについて確認?が出来ました。
ずっと親の干渉下で、親の決定に依存していた私は、親に反抗する事も、自分の想いを伝える事も怖くなっていました。けれどそれと同じくらい自分というものも無くしてしまっていたように思います。
自分の気持ちを親伝えて、親という鳥籠の中から出れた様な・・・初めて本当の意味で自信をもって生きることに繋がった様に思います。
とりあえず我慢じゃなくて、自分も自分で生きれるように意識しよう
自分で考えて決める癖をつける
親から自立するには「自分で考えて自分で決める癖」をつけれる様に意識した方が良いと思います。
私はずっと人の言う事をただ聞く、我慢する、耐えるがデフォルトな人間だったので・・・自分で考えて生きる癖なんて無かったです。
だから何を決めるにも、誰かの許可が欲しくて、不安で、自信がなくて、怖かったです。
けど、「親から自立する、精神的に自立して生きる事=自分で考えて選択して行動する」って事です。
なんか凄い事みたいに聞こえるけど、実はみんなそうやって普通に生きているし、自信なくても内気でも何かを決めて行動して日々を生きているというか・・・過ごしています。
親は子より先に死んでしまうので、どのみち親からの自立はいつかはしなきゃいけない事です。
慣れない事は初めは恐怖だけど、慣れちゃえば「こんなもんか〜」って感じなので日々の小さな事から意識してみて始めてみると良いと思います・・・!!
私は私の人生を生きるんだって事を理解する
私は実はずっと自分は「親の夢を叶えないといけない」「親の期待に答えることが私の幸せで正しい事」だって割とガチで思っていました。
でも、そうじゃありません。
親の夢は私の夢ではなくて、親のやりたい事は私のやりたい事じゃないんです。
親や世間の言う幸せは私の幸せである訳じゃないんです。
親子であっても価値観も、得意な事も、性格も、幸せの形も違います。
私は私の人生を生きる為に、親から精神的に自立する為には「私の人生の主役は私なんだ」という事をちゃんと理解しないといけないって思います。
何だかんだ親は子供の幸せを祈っている。私が自分で幸せになる事が一番の自立の道。
なんだかんだ親は色々言ってくるけど、本当は子供の幸せを一番に思っているし、心配故に色々干渉してしまうしやってあげたいって思うものなんだと思います。
一番楽な道を進ませよう、一番危険じゃない方向へ行かせよう・・・って。
でも、人生結局楽な生き方なんてなくて何するにもそれなりに大変で辛いものなんだって私は思います。だってそうじゃなかったらこんなに悩む事も無いし、もっと人生絶対楽だと思います。
人生はどうせ辛いし大変な事も沢山ある。
けどその中でも自分が納得出来る生き方、好きだって思える仕事の方向、自分にとっての楽な生き方へ選んで行ければ、それなりに幸せに生きれると思うんです。
どこか自立出来なくていつまでも親の顔色を伺ってびくびくしている子供よりも、自分の力で自立して幸せな姿を見せてあげる方が親を安心させてあげられます。
親もようやく自分たちは子供を立派に育て上げられたんだって一息つけます。
親離れ、子離れって難しいけど・・・お互いを1人の存在として認めて、それそれが、その人自身が幸せになる事が一番良いのかなって思います。
という事で今回は「親からの精神的な自立を果たすための方法」についてでした。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました〜!!