こんきちです。
最近こんな記事をみつけました↓
「しあわせすぎて怖い…」そんなセリフが出たら、過去と決別すべき
両親や姉夫婦の喧嘩や愚痴ばかり聞いていたNさん。最近結婚して、とっても今は幸せです。けれど過去の両親や姉夫婦の不仲の事を思い出して、結局Nさんは自分の行き着く先も彼らと同じ不幸せなのかもしれないと、不安と恐怖を感じています。幸せだけどそれが不安で怖い。そんなNさんの悩み解決について書かれている記事です。
このお悩み解決策の結論を言うと、
- 今を生きるのに過去は関係ないよ
- 現在と過去に区別をつける事が大切
- ある物、できる事に目を向ける事が大切
という事でした。
凄くこのポイントにはぐっときたし、この記事は結婚のマリッジブルー的な悩みの解決策の1つとして書いていますが、
- 夢に向かい努力している人
- 過去に囚われ苦しくなる人
- 今の幸福が消えてしまう気がして辛い人
など、生き方の上で凄く学びのある事だなって思いました。
今回は・・・過去を思い出して不安になる時、今の幸せが消える気がして怖い時・・・など穏やかに自分らしく今を生きる為に必要な3つの考え方についてをお伝えします。
今を生きるのに過去は関係ない
1つ目は、今と過去を良い意味で別物で考えるという事です。
過去の出来事を思い出してしまい、今を楽しく過ごせなかったり、怖くなってしまったりする事が私は良くあります。
私は、自分自身の事を否定しないで受け入れてくれる仲間、やりたい仕事を見つけ、ようやく自分軸で生きれる様になって来て、、、やっと最近生きる事が楽しいかもって思える様になって来ました。けれどふと・・・「上手くいかなかった過去」「怒られて、否定されていたあの時」を思い出してしまいます。
今は幸せだけど、結局またあの過去の様になってしまうんじゃ無いか、今だけの一瞬の幸せでしかなんじゃ無いか、また私は失敗してしまうんじゃないか、結局不幸になるんじゃないか、って思ってしまいます。
でも、よく考えたら「最終的に不幸になる確証」なんて何処にもありません。
勝手に過去を思い返して、「自分はああなるかも」って不安にはなるけれどそこに根拠は何処にも無いです。確かに、「今の状態」は「自分が過去に選択して来た結果」です。
けれど、過去がどうであったかは今どう生きようと関係なくて、過去に失敗したからといってまた失敗する確証はありません。過去に不幸だからってこれからも不幸である理由は何処にもないんですよね。
過去は確かに存在します。
けれど、今は今です。今と過去は別です。
今を生きる事に過去は関係無くて、今は今で自分が幸せになれる可能性があって、今やれる事、楽しめる事をして生きて良いんだって思います。過去に成果や結果が出なかった時があっても、今は成果を出せる、過去に出来なかった事を今して良いし楽しんでも良いんです。
過去の罪悪感や不安を引っ張って生きる必要なんてないです。
だから、私は今を自分らしく生きていくし、生きていきたいと思っています。
無いものや失うもので無く、あるものと可能性を
2つ目は「あるもの、出来る事を考える」という事です。
安心してしまって怖い。幸せな事が怖い。
この気持ちって、結局は「安心」や「幸せ」を得てしまったから不安で怖いんですよね。得たからこそ「失う怖さ」を知ってしまったという事だって私は、思います。
確かに得てしまえば失う事はないと言い切れないし、失う事だってあると思います。けれど、人生って「失うものもあれば得るものもある。山あり谷あり」ですよね。それに、失う事を恐れては何も得られないんじゃ無いかなって思います。
だから、私は「無いもの、失うかも知れないもの、出来ない事」では無くて「あるもの、可能性のある事、出来る事」を見つめていく事が穏やかに自分らしく生きる上で凄く大事だって思います。
- 今ある事、幸せを続ける為に出来る事は何か
- 自分に出来る事は何か
- 今あるものでやれる事は何か
無いものじゃなく、あるものをしっかり見つめて、今を生きる。
その方が、気持ち的も「私が持っているものって意外と沢山あったんだな」「今が嬉しいな」って思えるし、不安もあるけど頑張ってみようかなって気持ちになれると思います。
幸せの不安は寧ろ向上している証
3つ目は、「不安は向上している証、謙虚である印だよ」という事です。
昔の中国のすごい人・・・老子という人の言葉でこんなものがあります↓
完全な完成ほど、まだ未完成に見えます。けれど、十分にその作用を果たします。大きな繁栄ほど、逆に怖いような虚しさが伴います。けれど、そう思える内は、謙虚に今後も繁栄します。
不安は「向上している事」の証だと私は思います。
色々頑張ったからこそ不安で、努力して手に入れた幸せだからこそ怖い。もっと何かしないと、もっと良くしたい、進んでいきたい・・・不安は向上心の裏返しで、傲慢でない謙虚な心を持っているからこそ思う気持ちなんだと思います。
頑張り努力出来ずにいる人は、不安じゃ無くて不満を語るそうです。「あいつばかりずるい!」「ああなりたいけど、やっぱり無理だな〜」「私だってやればあれくらい出来るし…」「なんで私ばっかり!」・・・など。
しっかり不安を感じている事は、自分が努力して来た証。
だから・・・矛盾していますが自信を持って良いんだって思います。
多くの人からみたら素晴らしく完成している作品なのに、自分ではまだまだ完成していない様な気がしてしまう。逆に完成したと不安も無く自信満々に言い張る人に作品ほど、そうでもなかったり。
不安を感じれる事は悪い事じゃないし、まだまだ良く出来る、良くしていきたいって気持ちの表れです。だから、その気持ちを否定する事なく、今自分がやれる事をやっていけば良いんだって思います。
最後に一言
という事で、過去を思い出して不安になる時、今の幸せが消える気がして怖い時・・・など穏やかに自分らしく今を生きる為には
- 今を生きるのに過去は関係ない(過去でしか無いので、一線を引いてあげるべき!)
- 無いものじゃなくて、あるものを見つめていく事
- 不安は努力している印。自分がやれる事をやれば良い。
という3つの考え方を持つ事が大切だよって話でした。
人生山あり谷ありなのは仕方ないです。でも、心ひとつで、自分の考え方ひとつで、生活の感じ方や生き方って変えていく事が出来ます。
ちょっとでも、不安で辛く、自分らしく過ごせていない人はこの考え方を参考にして頂ければなって思います。
今回はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました〜!!